「もったいない」を「ありがとう」に変える活動、それがフードバンクです。
まだ食べられるのに、様々な事情から捨てられてしまう食べ物がある一方で、経済的な理由などで十分に食事ができない人々がいます。この食品ロスと貧困という2つの社会課題を結びつけ、解決しようとするのがフードバンク活動です。
フードバンクは、主に以下のような仕組みで食品の有効活用を促しています。
日本における食品ロスは年間約400万トン以上(令和4年データ)にも上ると言われています。これは、国民一人当たり毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てている計算になります。その一方で、子どもや高齢者、障がいを持つ方など、経済的な困難を抱え、満足な食事ができない方が少なくありません。フードバンクは、このアンバランスを是正し、食品を無駄にすることなく、本当に必要としている人々に届けるための大切な架け橋となっています。
