フードバンクのボランティア体験をされた大学生のコメント

8月21日セカンドハーベスト京都さんに半日お世話になり、食品の受け取り、配送を経験させていただきました。また移動中には理事長の澤田さんからフードバンクの活動、食ロスの問題について教えていただくことができました。本当にありがとうございました。
たった半日の活動ではありましたが、フードバンクの性質、運営や活動していく上で障壁となる問題などを知ることができました。
今回実際に活動させていただくまではフードバンクのモチベーションは本当のところどこにあるのかという分かっているようではっきりとは分かっていませんでした。食ロスを削減するという点においては決定的な解決策にはなり得ないと思っていたからです。しかし、理事長の澤田さんのお話を聞き、そうではないのだと気が付きました。少なくともセカンドハーベスト京都さんは困っている人を支えたいという強いおもいを基にフードバンクという形で社会の中の困っている人達と助けたいと同じようにおもう人達を繋ぐ役割を果たしているのだと気づきました。実際に食品を配送してみて配送先の方々が「ありがとう、助かります。」と賞味期限が切れている食品でもまだ食べられる状態であることは事実ですが、賞味期限、消費期限ともに一日でも切れていれば配送しないというのがルールでした。これは受け取る側の気持ちをより大切にするためということでしたこれを聞いたら時点で私はフードバンクの見方を変えなければいけないと思いました。
フードバンク活動の難しさについて澤田さんが話してくださったことも、今の日本のフードバンクの現状を知る上で非常に興味深いものでした。まず一つ目として人員の不足が挙げられました。これによって活動の幅が制限され、継続的な活動の障壁となっているということでした。二つ目は、日本人は支援が必要な人でも遠慮しがちであるということです。他人に迷惑をかけられない、自分よりもっと助けが必要な人がいるはずだから遠慮するといった日本人ならではの問題であり、非常に興味深いと思いました。まだまだフードバンクの認知度が低い中、このような困難を抱えながらも全てボランティアで活動をされているのです。もっと理解と支援が拡大していけば、より大きなインパクトをもたらす可能性があると感じました。
今回、日本のフードバンクがどういった理念のもとにどんな問題を抱えながら活動されているのかを知ることができました。ゴミというレッテルを貼られる直前の食品を必要としている人に届けることにやりがいを感じることもできました。貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。
吉岡大地